【ロンドンに奇跡を起こした男】クリスマス・キャロル誕生秘話の感想

メリークリスマス~ロンドンに奇跡を起こした男~のポスター
メリークリスマス~ロンドンに奇跡を起こした男~

現在のクリスマス文化に影響を与えた「クリスマス・キャロル」。
その作者であるチャールズ・ディケンズを「美女と野獣」のダン・スティーブンスが演じる本作。
海外の評判では、新しいスクルージ像を演じたクリストファー・プラマーが絶賛されています。
クリスマスを盛り上げるためにデートで見てみて下さい。
今回は、本作に関する雑学と海外の感想を説明します

【メリークリスマス! ~ロンドンに奇跡を起こした男~】作品情報

原題:The Man Who Invented Christmas
公開年:2017年
監督:バハラット・ナルルーリ
出演:ダン・スティーヴンス, クリストファー・プラマー, ジョナサン・プライス,ミリアム・マーゴリーズ
上映時間:104分

「美女と野獣」で野獣役を演じたダン・スティーヴンスが主演です
彼は、ケンブリッジ大学で英文学を専攻しています。
英国ロンドン生まれということもあり、ディケンズはよく知っているでしょう。

【メリークリスマス! ~ロンドンに奇跡を起こした男~】楽しむための雑学

デート前に知っておきたい1 原作に近いスクルージ

87歳のクリストファー・プラマーは、スクルージを演じた役者では最年長です。
今までの映画では、様々な中年俳優がスクルージを演じています。
しかし原作では、スクルージは高齢者として書かれています。
そのため本作は、原作に近いキャスティングと言えます

デート前に知っておきたい2 ディケンズに縁のある俳優

ミリアム・マーゴリーズは、チャールズ・ディケンズに関わりのある俳優です。
彼女は、「オリバー・ツイスト」(1985)と「リトルドリッド」(1987)、クリスマス・キャロルのパロディに出演しました。
またディケンズのドキュメンタリーに3回も出演しています。
これだけディケンズに縁のある俳優も珍しいです。

デート前に知っておきたい3 1ペニーのホラー小説

ディケンズがメイドから借りた「吸血鬼ヴァーニー、或は血の饗宴」は、ジェイムズ・マルコム・ライマーによって書かれた実在する小説です(作者は諸説あり)。
初の吸血鬼視点で書かれた長編小説と言われています。
小説は安価な週刊連載として読者のもとへ小冊子の形式で配達されます。
当時の大衆にとっての重要な娯楽作品でした

デート前に知っておきたい4 クリスマスに与えた影響

本作の舞台となる19世紀の英国は、産業革命が始まったばかりです。
急速な工業化や都市化の影響を受けて社会問題が続出していた時代です。
特に子供たちを取り巻く環境は、今とは比べられないくらい悪かったです。
都市部の労働者の間では、クリスマスという風習が廃れ始めていました

この様子に衝撃を受けたディケンズ。
彼が書いたのが「クリスマス・キャロル」です。
「クリスマス・キャロル」は発売後、すぐに売り切れ。
当時の話題となりました。
「メリー・クリスマス」という挨拶が流行し、国内の寄付金額は急増。
クリスマス・カードやクリスマス・クラッカーが製作・販売されるようになりました。
「クリスマス・キャロル」の発売から、わずか5年間で英国のクリスマス事情は激変したと言われています。

【メリークリスマス! ~ロンドンに奇跡を起こした男~】感想

IMDbでは7.0/10, ロッテントマトでは評論家が80%・観客が78%です。
おお。かなり高い評価ですね。

クリスマス・キャロルとディケンズのストーリーが融合する

・小説「クリスマス・キャロル」
・チャールズ・ディケンズの伝記
この二つのストーリーが融合した映画となっています。
ディケンズ自身の過去や現在から、「クリスマス・キャロル」創作のための”ひらめき”を得ます。
そしてキャラクターとの対話を通して、物語を創造していきます。
偉大な小説の制作過程を、コメディかつファンタジーたっぷりに展開しています

デートでのポイント1 スクルージ―の演技に注目

チャールズ・ディケンズを演じるダン・スティーブンス。
「美女と野獣」では、真実の愛ゆえにベルとの関係に悩む野獣を熱演していました。
今回は、名作を生み出すチャールズ・ディケンズをユーモラスたっぷりに演じています。

そしてスクルージを演じるクリストファー・プラマー。
「ゲティ家の身代金」での印象的な演技も記憶に新しいです。
嫌味・皮肉を言う偏屈でありながらユーモアある人物として、スクルージを演じました。
このスクルージが海外では賞賛されました。
脇役であるスクルージが主役であるダン・スティーブンスを食べたと言われています

名優クリストファー・プラマーの演技に着目してください。
映画が見終わった後で、彼の演技のどこが良かったか話してみて下さい。

デートでのポイント2 本作以前のクリスマス描画がない

本作の問題点として、「クリスマス・キャロル」以前のクリスマスについて描画がないと指摘する感想が多かったです。
原題が「The Man Who Invented Christmas(クリスマスを発明した男)」とあるのが問題点を指摘する理由です。
ただ、当時の社会情勢を書くと、かなり暗い話となってしまいます。
“コメディ”という本作のジャンルを考えると、暗すぎる話は避けた方が良いですね。

もし、上で紹介したような現実が映画にも描かれたいたら楽しめたでしょうか。
想像してみると意外と面白いです。

おわりに

現在のクリスマス文化に影響を与えた「クリスマス・キャロル」の誕生秘話。
本作を見ることで、「クリスマス・キャロル」と作者チャールズ・ディケンズを知ることができます
この偉大な小説の制作過程を、コメディかつファンタジーたっぷりに展開しています。
クリスマス前のデートで見ておきたい映画です。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。
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ゲン
神奈川県在住の会社員。 三歩進んで二歩下がる毎日を送る。 昼寝と映画と散歩が大好き。 気になった情報を発信します。

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