【アデル/ファラオと復活の秘薬】主人公の魅力と皮肉のきいたユーモア

アクション映画かと思ったらフレンチコメデイでした。
原作は1976年のバンド・デシネなんですね。
wikipediaで原作を調べたら、フランス語版だったので読めませんでした。
こういう時に、しっかり外国語を勉強しておけば良かったと後悔します。
まぁ。今から勉強すればいいだけなんですけどね。

ちなみに監督はリュック・ベッソンなんです。
この人、本当に色々な作品を撮りますね。
「グラン・ブルー」の感想は、そのうち書きたいです。

本作のあらすじと感想を説明しようと思います。

あらすじ(107分)

最愛の妹の命を救うため、古代エジプト最高の秘宝と言われる≪復活の秘薬≫を追い続ける若手美人ジャーナリスト、アデルは、そのカギがエジプト第19王朝ファラオ、ラムセス2世にあることを突き止める。同じころパリでは、国家を揺るがす“翼竜プテロダクティルス事件”が勃発! ジュラ紀の化石から孵化した翼竜プテロダクティルスがパリに空を飛びまわり、人々を脅かしていた。だがその異変は、単なる序章に過ぎなかった……。“プテロダクティルス事件”と“復活の秘薬”の重大な関係に気付き、ルーヴル美術館に駆け付けたアデルを待っていたのは―。アデルは“復活の秘薬”を手に入れられるのか? 最愛の妹を救うことができるのか? 幻の秘薬を求め突き進むアデルに、かつてないアドベンチャーが待ち受ける!

興行収入:$34,522,487
製作費:$29,000,000(€25,000,000を$に換算)
かろうじて黒字です。
フランスだけだと$13,331,416ですから、フランス以外の国で売れたんですね。
この映画、どこの国で売れたんでしょうか?

キャスト

アデル・ブラン=セック(ルイーズ・ブルゴワン)
デュールヴー(マチュー・アマルリック)
カポニ警部(ジル・ルルーシュ)
ジュスタン・ド・サン=ユベール(ジャン=ポール・ルーヴ)
メナール教授(フィリップ・ナオン)

主役アデルを演じるルイーズ・ブルワゴンは、2008年にアンヌ・フォンテーヌ監督の「モナコの娘」で映画デビューしました。
この映画の演技により、2009年セザール賞の最優秀主演女優賞にノミネートされています。
セザール賞は、フランスにおける映画賞で、同国における米アカデミー賞にあたります。

感想(ネタバレあり)

面白かった点

主人公であるアデルの魅力

アデルが最初に登場するのは、映画が始まってから約11分たってからです。
ミイラを求めて、ピラミッドで冒険をしています。
本を片手にピラミッドの謎に挑んでいきます。
金銀財宝には興味がなく、なぜかミイラを求めています。

昔からあるキャラクター設定なんですけど、最近だと見かけない感じですね。
このあたりのキャラクター設定は1976年の原作の影響が大きいんですかね?

皮肉のきいたユーモア

大笑いするネタではなく、「プッ」と笑ってしまうようなネタが多かったです。
そのためギャグというよりはユーモアですね。
日常生活でありそうなネタを上手に使っています。

翼竜がパリの街を飛ぶ騒動を解決するために大統領から現場まで命令が降りてきます。
大統領は「詳細を教えてくれ」としか言っていません。
それが内務大臣、警視総監、本部長、警視と命令が降りるたびに、命令が変わります。
最後の警部に命令される頃には、「24時間で解決しろ」となっています。
私は「プッ」と笑ってしまいました。
仕事をされた経験がある人なら共感できる皮肉のきいたユーモアです。
特に上司に無茶振りされている人ですね。

可愛らしいミイラ

映画の後半では、ミイラが復活します。
ミイラなので、見た目だけで見分けるのは難しそうです。
ファラオは、冠?をかぶっているのでわかります。

このミイラの動きなんですが、すごくカワイイです。
復活した直後にクシャミをしてガラスを割ってしまったり
椅子に座って、リラックスしてコーヒーを飲んだり
ファラオの侍医たちは妹を治療したり
ファラオは、ただ偉そうだったりと
動きがしっかりしているので、一体一体の個性がわかるようになっています。

苦手な点

アデルが登場するまでの時間が長い

アデルが最初に登場するのは、映画が始まってから約11分たってからです。
つまり11分は主人公が登場しない映画です。

映画開始からユーモアを交えながら、今回の事件を説明しています。
このユーモアが基本的にブラックで下品です。
これは苦手な人がいるだろうなと思います。

個性的過ぎるキャラクターたち

この映画に登場するキャラクターたちですが個性的です(笑)
魅力的な男性キャラクターは出てきません。
そのためロマンスの欠けらもありません。
奇人変人ばかりです。
そういう意味では、大衆受けするハリウッドでなくフランス映画っぽいです。
私はこのノリも好きなんですが、映画といえばロマンスが必要、という人には合わないと思います。

後半にアクションシーンがない

前半のエジプトでは、しっかりとアクションをしています。
ところが後半になると、まったくアクションをしません。
もしアクション映画だと思って観たら、だまされたと思うでしょう。
最初にも書きましたが、この映画はフレンチコメデイです。
・・・たぶん(笑)

まとめ

フランス映画にしては軽いノリなので私は好きな作品です。
いくつか欠点もありますが、面白いポイントもたくさんある映画です。
ぜひアクション映画ではなく、フレンチコメディとして観てください。
皮肉のきいたユーモアが好きな人にオススメです。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。
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ゲン
神奈川県在住の会社員。 三歩進んで二歩下がる毎日を送る。 昼寝と映画と散歩が大好き。 気になった情報を発信します。

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